2021-04-13 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
我が国における自給力指標の考察におきましても、限られた農地の中で熱量効率の高い作物の作付けが優先されることとなれば、飼料向けの穀物を必要とする畜産物の供給を限定的にせざるを得ないなど、食料需給が逼迫する場面では畜産物の供給は大きな課題となると認識しております。
我が国における自給力指標の考察におきましても、限られた農地の中で熱量効率の高い作物の作付けが優先されることとなれば、飼料向けの穀物を必要とする畜産物の供給を限定的にせざるを得ないなど、食料需給が逼迫する場面では畜産物の供給は大きな課題となると認識しております。
改正案についてはひとまずここで終わらせていただきますけれども、最初から何度も申し上げていますけれども、私は、世界で食料需給が逼迫する中で、農地の争奪戦が始まっている中で、日本では耕作放棄地が増えている、担い手が見つからないという問題意識は強く持っていますし、その解消に向けて取組を加速させるべきことは言うまでもありません。
その一方で、農地の流動性とか、世界で食料需給が逼迫をしそうだという局面で、なぜ日本でこれだけ農業が、ざっくり言ってしまうと、はやらないというか、そういう構造的な課題を抱えているのもまた事実だと思います。 まずは、この改正について質問をさせていただきます。 株式会社などによる農地取得特例の期限延長について、なぜこの段階で改正が必要なのか、お答えください。
こういう、国家戦略にも合致をしていて、地方創生という側面からも合致をしていて、そして日本の、世界の食料需給という面からも有効な必要性がある、でも会社の規模がちっちゃいので投資はできないんですと、こういう未来ある企業に対して、大胆な支援とか必要な投資をしていく必要があるのではないでしょうか。伺います。
私はあえて言うんですけれども、ありとあらゆる生産物に支援をしていると思うんです、これはこれで大事なことなんですけれども、今後の世界的な深刻な食料需給の逼迫を見通して、この日本という地域が相対的に農業で輝くためには、どの分野でしっかりと相対的な強さを持っていくのかということを内外に示すためにも、重点的に投資をしていく必要があるのではないか。認識を伺います。
ですから、平時から、いざとなったときに、食料需給の逼迫が見込まれる中、どうしたらいいのかというのは、今のうちに戦略的に手を打っておく必要があります。 日本の食料自給率が低く、世界的には人口も増え続けて食料需給が逼迫をし、戦略的に、先ほどもおっしゃっていたような、糖質なりたんぱく質という部分を生産を増やすべきだという問題意識で次の質問に移らせていただきます。
現下の世界の食料事情を考えれば、今でもトウモロコシや大豆の価格が高騰するとか、食料需給は逼迫しているんです。更にこれで人口が増加すれば、どういうことが予想されるでしょうか。干ばつだとか地球温暖化の影響もあるわけですよね。大規模災害も世界各地で頻発をしていると。 今回、マスク不足で経験したように、国にお金があれば何でも手に入るとは限らない。
だけれども、一番忘れてはならないのは、どこでどういう大規模な災害があるか分かりませんし、今後、人口増を世界はする中で、食料需給がいつまでもこのような状況が続くとも思いません。そうした中で、平時でないときに、国内人口を最低限飢えさせないでいける国というのは何なんだろうか、そのための農地というアセットをどのようにして確保していくんだろうかということは、私は国の役割なんだろうというふうに思っています。
一方で、世界の人口増加に伴う食料需給の増加ですとか気候変動、大規模災害、今お話があったとおりでありますが、我が国の食料供給に影響を及ぼす可能性のあるリスクを踏まえて、輸入品から国産への切りかえですとか、不足時にも対応できる生産余力の向上等の対策もしっかり進めてまいりたいと考えております。
そして、平素からの取組に関しては、食料自給力の維持向上、それから備蓄の運用及び安定的な輸入の確保として適切かつ効率的な備蓄の運用、安定的な輸入の確保、そして国内外の食料需給に関する情報の収集、分析、提供、食料事情等の各層における理解の促進、国際的な取組の推進、そして関係府省会合の役割と、しっかりこういうものがあるんですが、じゃ、これが日頃からきちんとやられているのかなと思うと、特措法もそうでしたけれども
農林水産省の海外食料需給レポート、二〇一九年の三月版によりますと、小麦の国際流通量、これは輸出量の合計で約一億八千万トン、お米の方は約五千万トンというふうに承知をしてございます。 続きまして、日本産米の輸出拡大に向けた課題と取組状況ということで御質問をいただきました。
特に、市場に出せないような農産物を使った加工であったり六次化等々に取り組みながらというようなことにも取り組んでいるんですけれども、やはりほかの段階のところでロスが出ているんだということを聞くと、特に世界の中でも有数の食品を輸入する我が国として、世界には本当に逼迫した、食料需給がままならないような国もある中で、我が国として本当にこれは喫緊の大きな課題の一つではないかなと考えております。
世界の食料需給、これが不安定要素を持っている中、平素から、我が国農林水産業が持っております食料の潜在生産能力を評価しておく、これが重要と考えております。 食料自給率につきましては、花などの非食用作物が栽培されている農地が有する能力は反映されないなど、潜在生産能力を評価する指標としては限界があるところでございます。
世界人口の増加、途上国の経済発展による食料需要の増大、気象変動など、世界の食料需給及び貿易における不安定要因が増す中で、食料の安定供給を確保するためには、食料自給率の向上が重要であるというのは委員御指摘のとおりだと思います。
一方で、今世界の食料需給のお話ありましたけれども、卸売市場において輸入品の取扱いというのは現状においてはそんなに多くなくて行われているわけでありますので、現在にその世界の食料需給の影響がトタに卸売市場に及ぶかというとそれは考えにくいところだと思いますが、ただ、将来にわたって世界の食料需給というものについて私は今まで以上に注意を払っていかなくちゃいけないと思っております。
農林水産省では、食料需給表というものを毎年出してございます。穀物自給率はその中で重量ベースで算出してございまして、その対象は米、小麦、大麦、裸麦及びトウモロコシ等の雑穀ということでございます。
これは法律があって、食料・農業・農村基本法というのがありまして、世界の食料需給及び貿易が不安定な要素を有していることに鑑みまして、国民に対する食料の安定供給、これは国内の農業生産の増大を図ることが基本とされていること。 もう一方で、これは農業の従事者保護というのも、そういう観点もあるかと思っています。
私も、なるべく買わないで、食料需給が逼迫するのを防ごう。家内から頼まれたことを覚えております。あなた、なくなるから早くお米を買いに行きましょうよ。おまえのようなことをするやつがいるからなくなる、だから、お米については必要になったら買いに行きなさいと言ったんですけれども、結果として、買いに行こうと思ったら、もうどこに行ってもないというようなことになりました。
二〇五〇年の世界の食料需給見通しについて御質問をいただきました。 農林水産省におきましては、平成二十四年に、二〇五〇年における世界の食料見通しということで、予測結果を公表しておるところでございます。
こうした卸市場をめぐる状況の変化、食料需給、消費の実態等を踏まえまして、農業者、消費者双方のメリットを受けられる流通構造を確立するために、市場関係者の意見も丁寧にお聞きしながら、卸市場の見直しを行ってまいりたいと考えております。
今後につきましては、こうした農産物流通について引き続き一層流通ルートの多様化が進んでいくものと見込まれますけれども、他方で、代金回収機能等の卸売市場の役割はなお意義を有するものと考えておりまして、今申し上げましたような卸売市場をめぐる状況の変化、食料需給、消費の実態等を踏まえまして、農業者と消費者の双方がメリットを受けられるような流通構造を確立するために、市場関係者の方々の意見も丁寧に聞きながら、卸売市場法
農産物の流通構造も、昭和四十年代の食料需給を反映したシステムを、現在の食料需給や消費の実態に即したものへと改革する必要があります。これは、農業者ひとり勝ちの環境をつくるということではなく、農業、食品業界全体の強化、底上げを意味しています。
極めてよくできている資料でして、この三ページを見ていただくと、ちょっとピックアップしていますが、世界の食料需給を決める要因、基礎的な要因、近年大きな影響を与えている要因みたいなことを分析して、それぞれについてしっかりこれ分析しているんですね。
これは、目標が達成できていないのは、長年にわたり、米の消費減に伴い国内生産が減少してきた一方で、少子高齢化の進展により食料需給も漸減してきた等が主たる要因でございます。
○畠山委員 先ほどの二〇五〇年における世界の食料需給見通しの結びにも、我が国として食料自給率の向上ということが必要だと書いてあります。自給率を下げるようなTPPなら、食料の安定供給という国の責任は果たせないということは強く指摘しておきたいと思います。 最後に、国会決議に関しても一言伺います。 国会決議では、重要五品目について、「引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。
平成二十四年六月に公表いたしました二〇五〇年における世界の食料需給見通しでございますが、需要面で、世界の人口や経済成長、バイオ燃料の見通しを、供給面で、気候変動ですとか単収の増加、収穫面積の動向をそれぞれ勘案して予測をいたしました。
そこで、これは事務方で結構ですが、国連の世界人口白書二〇一三年版には、世界人口は二〇五〇年に九十六億人にまで達すると予測されていて、農水省も、二〇五〇年における世界の食料需給見通しというのを出しています。世界全体の食料需要は五十年間でどれだけふえるのか、その規模について端的にお答えください。